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霊感と直感の違いをあなたは知っていますか?

スピリチュアルという言葉は、以前は霊感のある人や、霊能者のことを指していました。風の時代に入り、これからの時代は、それぞれが自分の内なる神と統合していく人が増えていきます。自分の霊感を開発いていく人が増え、神仏から得る感応を扱う霊感という概念は次第になくなっていきます。今回は直感との違いについても触れていきます。

霊感とは?

霊感とは、 一般的には「神仏から得る感応」のことを指し、神仏が心に移ったように感じる状態をいいます。霊感という漢字は、巫女が変化したものです。そして、神様や仏様から、特別な力を与えられた人たちのことを、私たちは霊能者と呼びます。

正式に霊能者とは、霊的存在や霊的世界と接触・交流する能力を持つとされる人のことを指します。

スピリチュアルな視点で見た霊感とは?

またスピリチュアルという言葉は、以前は主に、そのような霊感のある人や、霊能者のことを指していました。

風の時代に入り、これからの時代は、それぞれが自分の内なる神と統合していく人が益々増えていきます。ですので、自分の霊性を開いていくことになり、神仏から得る感応を扱う霊感という概念は次第になくなっていくでしょう。

一人一人が霊性を開き目醒め始めたことで、自分神と繋がっていきます。そして、神仏から何かを得るのではなく、誰もが自分の中に答えを見つけ出していくようになります。

もともと本来のスピリチュアルとは、霊的で在ること、霊的なもののことを指します。

スピリチュアルが本当の意味で、人々の中に根づいていき、スピリチュアルな力は、特別な人だけに与えられるものではなくなり、今後は誰もがスピリチュアルな存在になっていきます。

スピリチュアルな視点から見た霊(スピリット)とは?

スピリットとは日本語に訳すと「霊」となります。そしてスピリットとは、スピリットに在るということを示し、いわゆる「空」の状態になることです。空の状態とは、ゼロであり無の状態で、何もない澄み渡った状態です。

宇宙は、何もないところから始まったと言われています。私たちがその「何もない空の状態」の宇宙の根源と繋がることが、スピリットに立つということです。

ブッダの言葉に「世界を空なりと観ぜよ」という言葉があります。これは、世界のあらゆる物には実態がなく、その本質においてはみな空であるという、色即是空の意味を含んでいます。

形は仮のもので、本質は空であり、不変のものではない。だからこそ、変化しながら存在する在り方が、スピリットに立つ第一歩となります。

その意識で生きていくうちに、徐々に何もない空の状態、ゼロであり無の状態の、宇宙の根源と繋がっていくことができるようになるではないでしょうか。

霊感と直感の違い

先にも述べましたが、霊感は一般的には「神仏から得る感応」でした。さらに、霊感とは、インスピレーションやひらめきに近く、瞬間的に浮かんだアイディアや思いつきのようなもので、過去のデータや経験などの記憶から、脳が検索したものではない、ふと降りてきたり浮かんでくるものです。

それを人々は、神仏から得たものだと捉えていたということになります。

一方、直感とは、過去のデータや経験などの記憶をもとに、脳が反応している状態であり、また、目で見たり耳で聞いたりして察すしたり感じたりするものです。

霊感と直感の違いは、脳を介さずにふと降りてきたり浮かんでくるものが霊感で、一瞬でも思考が挟み、脳を媒体しているものが直感という認識になります。

微妙な違いを捉えることは難しいかもしれませんが、簡単な判断方法としては、もともと考えていたことの中で答えがやってくるのが直感で、霊感は神様のお告げのように、今まで頭では考えたこともない答えがやってくるのが霊感となります。

霊感はインスピレーションに近いものになりますが、インスピレーションは、霊感よりももっと高度なものになります。