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顕在意識と潜在意識の違い。あなたは理解出来てますか?

顕在意識に対して、潜在意識は頭で理解できない自覚していない意識のことです。潜在意識は、一言でいうと記憶になります。分かっているようで、なかなか理解できていない顕在意識と潜在意識の決定的な違いについて、分かりやすく解説していきます。

顕在意識について

顕在意識とは、頭で理解し、自覚している範囲の意識のことです。これは私たちの意識全体の10%以下とされています。

顕在意識とは

顕在意識は、意識全体の10%以下とされています。残りの90%以上は潜在意識だと言われています。

このパーセンテージは、様々なものに当てはまります。目に見える世界は10%以下、目に見えない世界90%以上。私たちが使えている遺伝子10%以下、眠っている遺伝子90%以上。

顕在意識、目に見える世界、使えている遺伝子、全て現象化として起こっていて、現実的に意味が理解できるものです。反対に、潜在意識、目に見えない世界、眠っている遺伝子は、現実みをおびていない、意味が理解できないものです。

顕在意識の落とし穴

では、90%以上を占めている潜在意識の上に成り立っている、顕在意識はどこから派生しているのでしょうか。潜在意識の中から、思考に上がってきたものが顕在意識になります。顕在意識は潜在意識の産物なのです。

潜在意識にアプローチすることで、顕在意識の%を上げたり、顕在意識の質を上げていくことができるのです。質を上げるということは、思考を研ぎ澄ませ発達させていくことです。

顕在意識をリニューアルさせ、思考を開発していくことも、私たちに課せられた課題なのです。「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの著書がありますが、その思考で、私たちは現実創造をしていきます。

常にバージョンアップ、アップデートしていくことも忘れてはいけません。

顕在意識と深層にある意識の違い

顕在意識に対して、深層にある潜在意識について、説明していきます。

潜在意識とは

顕在意識に対して、潜在意識は頭で理解できない自覚していない意識のことです。そして潜在意識は、一言でいうと記憶になります。

その記憶とは、今回の人生だけではなく、これまでの過去の記憶全てです。つまり、過去生も含んだ全ての記憶、さらには、人類全体の記憶にまで及ぶこともあります。

ネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法である「ホ・オポノポノ」では、太古からの記憶が私たちの潜在意識に蓄積され、その記憶が感情や思考となって表れると考えています。

また私自身、これまでクライアント様と対話させていただく中で、間違いなく私たちは記憶の延長で生きているということを確信しています。

潜在意識にアクセスする方法

自己対話により、自分にいつもと違う質問を投げかけるということは、自分の潜在意識を常に顕在化させる手段になります。自己対話が苦手という方は、カウンセラーなど対話のプロと話をすることで、自分の潜在意識の中にあるものにアクセスすることができます。

いつもと違う思考にアクセスすることにより、潜在意識に答えを取りに行きます。さらに、自分が生まれた時の天体の配置を知ることは、自分の潜在意識の領域を知る手段となります。

どれだけ自分の無意識の領域を知ることができるかは、次元上昇を続ける地球で生きる術なのだと感じています。

潜在意識と顕在意識の違い

ここまで、顕在意識と潜在意識のことを述べてきましたが、決定的な違いは、言語化できるかできないかなのではないでしょうか。人は頭で理解できることは、時間がかかったとしても、うまく伝えられなかったとしても、言葉として受け止め、言葉として認識することができます。

そしてまた、自分ではなかなか気づけないかもしれませんが、無意識の領域は、言葉の端々にちらほらと出ていたりもするものです。無意識の自分、もう一人の人が見ているように、自分を客観視できたなら素晴らしいですよね。

顕在意識と集合無意識の違い

顕在意識に対して、深層にある集合無意識について、説明していきます。

集合無意識とは

顕在意識とは、頭で理解でき自覚している意識で、潜在意識は頭で理解できない自覚していない意識で、集合的無意識とは社会集団や人類に共通する無意識のこと。

集合無意識は、最も深い層にあり、私たちは、この集合無意識で繋がっています。まるで植物の生態系が、根でつながって繁殖しているように、私たち人間も、目に見えない深いところで実は繋がっていいて、この地球上で運命を共にしているという考えです。

だからこそ、自分一人のことだけを考えるのではなく、全体のことを考えることは、とても大切なことであり、全体の幸せがなければ、本当の意味での個人の幸せもないのではないでしょうか。

集合意識とユング

精神分析学の創始者フロイトと、分析心理学の創始者ユングは共に精神科医であり、現在の意識・無意識の概念は、2人の研究が融合させてつくられています。ユングによると、顕在意識と潜在意識の下に、集合的無意識があると提唱しています。

集合意識と占星術

このユングの概念は、占星術に置き換えると天王星、海王星、冥王星のトランスサタニアンに対応しています。天王星が発見されたのは1981年、海王星が発見されたのは1846年、冥王星が発見されたのは1930年です。

天王星は、古い体制や常識や固定概念や枠組みを壊す天体とされています。ユングがなくなったのが1961年、その20年後に、集合意識を司る天王星は発見されて、その後、海王星、冥王星と次々と発見されています。

それらの天体は、それまでの占星術の概念を大きく書き換えました。そして、時をほぼ同じくして、顕在意識や無意識の概念も、ユングにより大きく書き替わり、時代が変化をしてきた系譜がとても頷けます。