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潜在意識の書き換えがうまくいかないという方にお伝えしたいたった1つの視点

潜在意識の書き換えがうまくいかないという方の多くは、個人が今までに生きてきたなかで刻まれた記憶。今まで生きてきた部分に着目し、この段階の記憶の書き換えに様々な手法を用い、それでもうまくいかなかったという例が見受けられます。この場合に意識してほしいポイントを紹介していきます。

潜在意識が投影する現実というドラマ

私たちは過去の出来事をすべて潜在意識として、普段はアクセスできない記憶として内包しています。

私たちが現実だと認識している世界は、実は仮想現実で、潜在意識の中の記憶が再生されて、その記憶が現実というドラマを創っています。

いつも同じことを繰り返していたり、何かから抜け出せない状態が起こるのは、潜在意識の中の記憶が何度も再生されているからです。

潜在意識により全ての現実が生み出される

意識には「潜在意識」と「顕在意識」があります。

顕在意識は頭で理解できている意識ですが、約90%を占める潜在意識の中にあるものが浮上して、顕在意識として頭で認識ができるようになります。

顕在意識は潜在意識の副産物なのだと言えます。

つまり「意識はすべて過去の記憶でつくられ、潜在意識がその多くを占める」ということもできます。

その「意識」が現実を構成し、その現実の経験がさらに記憶を強化し、私たちの日常を変えられない不変の現実として刷り込みます。

潜在意識と顕在意識を脳から見た場合

顕在意識は左脳が司り、言語と論理で理解認識思考します。この左脳は容量に限度が設定されており、容量がいっぱいになると上書きされリニューアルされていきます。

一方で、潜在意識の多くは右脳が司り、イメージで認識し記憶を大量かつ高速で無限におこない、しかも24時間働きつづけます。

潜在意識と月の因果関係

潜在意識が映す現実

ここまで潜在意識について話を進めてきましたが、潜在意識はとても重要であるということがお分かりいただけましたでしょうか。

私たちは過去の延長でしか生きていません。その記憶は過去生を含む記憶全てまでに及びます。過去から持ち越した記憶は、私たちの潜在意識に働きかけ、その記憶を現実というスクリーンに再生し続けます。

潜在意識と月の関係について

記憶が再生され続けるということは、なにかしらのパターンが繰り返されているということになります。

そのパターンが良い記憶から派生したものであれば、心地よさを感じますが、嫌な記憶から派生したものであれば、私たちの人生は辛く苦しいと感じやすくなります。

その出来事は、まわりから見てどのような出来事が起こっているかが重要なのではなく、当事者がどう感じるかが重要になります。

今生の記憶が少ない幼少期は、過去生から持ち越した記憶が投影されやすい時期と言われています。占星術では「月」は記憶の貯蔵庫とも言われ、0~7歳は、占星術では天体年齢でいう月の時間に当てはまるとされています。

潜在意識を幼少期にフォーカスして書き換える

なぜか同じような嫌な出来事か、パターンを持って、かたちを微妙に変えながら、人生の中に幾度となくことが続いている場合、月よみカウンセリングでは、幼少期の記憶にフォーカスしていきます。

そこが、現実をうつす根源になっていることが多いからです。

その出来事を取り出し観察し、そこから望みを見つけていき、その取り出した望みを行動に移せるようにサポートしていきます。

たったそれだけで、滞っていた現実が動き出したり、負のスパイラルから抜け出すことができる、とてもシンプルかつパワフルな手法です。

これは、わたしが今までのカウンセリングの中で見つけた方程式です。

潜在意識をこじらせ自分探しの旅が続く

そのことをインナーチャイルドとも呼びますが、一見子供の頃に起こっていたことが原因だと思っていたインナーチャイルドの本当の正体は、過去から引き継いだ記憶ということになります。

そして、早い段階でその繰り返しているパターンに気付けなければ、自分探しの旅が始まり、人生の大半を自分探しに使ってしまうことになります。

潜在意識の書き換えパターンの一例

月星座というものがありますが、幼少期はその月星座のフィルターで世界を見て反応をします。例えば月星座が射手座の場合は、寛大さというフィルターで世界を見て、摩擦の怒りのエネルギーで反応します。

起こっている出来事を寛大に受け止め、多少のことでは嫌だとは感じませんが、嫌な出来事があれば怒りの感情をあらわにします。

また、嫌だと感じる出来事の傾向は、フェアではないとき。その反対の自分はフェアでありたいんだということに気づき、実際に行動を起こしたときに、持ち越された記憶は消去されます。

その傾向の理解ができれば、繰り返してきている持ち越したパターンにも早く気付くことができます。

~最後に~ 潜在意識の効果的な書き換え方

さらに、記憶→感情→思考の順にパワーを持ちます。その流れに沿って、大元の記憶を書き換えることは、とてもスピーディーで効果的です。記憶を書き換えれば感情と思考は自然に消えてえていきます。

記憶にアプローチすることは最も効果がはやくかつパワフルな方法といえます。

この観点から、対話を通じて現実をより意識化し、それを占星術的に紐解いていき、なぜそれが引き起こされるのか、どうすれば記憶を書き換えることができるのかを具体的にアドバイスすることでより短時間でより効果的に潜在意識の書き換えを行うことができます。