その動機が、表向きは「スキルを磨きたいから」「人の役に立ちたいから」「自分の成長のために」と頭では思っていても、潜在意識の奥の方で「本当は今の現実から逃げたいから」「本当は今に満足していないから」などが動機になっている場合は、繰り返し続けてしまう可能性があります。

「現状に満足している状態」からの動機か、「現状に満足できていない状態」からの動機かの違いを明らかにしましょう。何かが足りないからといった視点では、いつまでも満たされない気持ちで続けてしまうことになり、繰り返してしまう可能性があります。

では現状に満足できていない原因はなんなのでしょうか？

それは、自分にOKを出せていないということです。自分にOKを出せていない場合、深いところにある動機が「自分にOKを出したい」から動いているということになります。

つまり頭では理解できていない潜在意識の領域で「自分探しをしている」ということになるのです。ここに、「現実は自分の潜在意識が創っている」「この世界は自分の内側の現れである」という法則を当てはめてみます。

自分にOKを出せていない場合、外側の世界にもOKを出せていないはずです。自分にダメ出しをしていれば、外側の現実にもダメ出しをしているはずです。

自分を認められていなければ、外側の現実も認められません。自分探しを終わらせるには「自分にOKを出す」「自分にダメ出しをしない」「自分を認める」こと、それだけでいいのです。まずは気づくだけで5割程度解消されますが、その今の自分をしっかりと受け入れることで8割は解消します。

深いところではそんな自分を、本当は受け入れたくないのです。ですので、自分にOKを出ず、自分にダメ出しし、自己承認できないそんな自分を、100%そのままでいいと、まずは受け入れます。

子供の頃の自分を思い出してみましょう。その子が、自分にOKを出せず、ダメ出していて、自分を承認できていなかったら、なんて声をかけてあげますか？

「潜在意識は現実と非現実の区別がつかない」という特徴あるため、イメージの力はとても有効です。イメージ力はあなたが想像している以上にパワフルです。その子にその言葉をかけて、イメージの中で抱きしめます。

ここまで集中してできれば、ほぼ解消することができます。

それでもなかなか一人では難しいという方には、おそらく根源に大きなつまりがあるので、その原因を探ってエネルギーの流れをスムーズにするための伴奏をさせていただきます。