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記憶の消し方~こころのおかたづけ~

記憶の消し方についてお話していきます。ふとした時に思い出す出来事、何度も反芻してしまう記憶、そこに少しでもマイナスな感情やモヤッとしたものがある場合は、その未消化物はインナーチャイルドを癒すためにも、そのままにしておいてはいけません。

記憶の消し方~忘れられない記憶を消したいとき~

記憶を消す良い方法があったらなと、思うことはないでしょうか?

体の中の不要物もリンパマッサージなどで押し流すように、心も時々排出が必要です。

インナーチャイルドを癒すために~記憶の消し方(1)~

時々、ふとした時に思い出す出来事、繰り返し何度も反芻してしまう記憶があれば、それは未消化物として、自分の内側に残っているものの可能性があります。

そこに少しでもマイナスな感情や、モヤッとしたものがある場合は、その未消化物は、そのままにしておいてはいけません。コップに入れたままの水が腐敗してしまうように、知らぬ間に内部でマイナスの影響が起こっていきます。これはインナーチャイルドの視点からもインナーチャイルドが傷ついているとも考えることができます。

記憶を消す方法は、多岐に渡りますが、最も避けたいことが、感情を第三者にぶつけてしまうことです。せっかく築き上げた相手との関係も壊しかねません。相手を感情のゴミ箱にしない。ということを頭に入れていただいた上で、どうしたらいいかをお伝えしていきます。

簡単で効果的な方法は、誰もいないときに一人で、布団を叩いたり、座布団を投げつけたり、叫んだりなど…

できれば体を使って感情を味わうこと。私たちがこの地球に肉体を持って、生まれてきた理由のひとつが、感情を味わうというプロセスの体験があります。その感情の体験を、できれば一人で味わい尽くしましょう。感情はグラデーションになっていて、実に微細に体験することができます。その一つの感情を味わっていると思いましょう。

インナーチャイルドを癒すために~記憶の消し方(1)~

2つ目はその目に見えないマイナスの感情や、モヤッとしたものを目に見えるものに変えていきます。どうやって変えていくかというと、右脳のイメージの力を使います。

脳にとっては、イメージも現実も、どちらも同じ情報に過ぎないという立証されたデータがあります。脳内のイメージがリアルであればあるほど、現実なのかイメージなのかという脳の認識はまったく同じ情報として知覚されます。よく怖い映像などを見ると、呼吸が浅くなったり、心臓がドキドキしたり、生理現象が起こりやすくなったりと、心にからだに影響があるかと思います。

そのようにマイナスな感情やモヤッとしたものは、想像力を働かせて、五感でその感情を臨場感たっぷりに捉えていくようにしていきましょう。具体的に色、形、匂い、味わい、触った感覚などで、思考を物質化していきます。

例えば、その感情は黒くて、トゲトゲしていて、酸っぱい匂いで、苦くて、冷たくて、などのように、体感を伴うくらいに想像します。

インナーチャイルドを癒すために~記憶を手放す~

そのイメージは、ある程度言語化できる形まで想像を働かせていくと良いと思います。しっかりと想像できたら、その物質化した感情は、いるかいらないか、このまま持ち続けたいのか、手放したいの自分に問いかけます。

ここで、自分でちゃんと選択するというアクションを起こします。自分で意図し、行動に移すことで、記憶を消すという行動に至ることできます。さらに、その物質化した感情が、光に変わっていくイメージまで出来たら完璧です。

いかがでしたでしょうか?

とても簡単なプロセスですが、想像力やイメージの力、また目に見えない世界を信じられているかは問われる部分だと思います。