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魂の学びを深めるために聴覚と思考を養う

魂の学びを深めるために、星々の意図を読み解くことは有用となります。占星術は、天体が人間に及ぼす影響を研究する学問であり、星の声を聴き、考えることが本質となります。今回は魂の学びを深める「聴くこと」聴覚と「考えること」思考の養い方について解説していきます。

魂の学びのために聴覚と思考を養う

聴くこと、考えることと言うのは、人間の「聴覚」と「思考」が関わります。

人智学者ルドルフ・シュタイナーが提唱している「12感覚論」では、人間には五感を超えた12個の高次の超感覚があると述べており、その12感覚は12星座に結びつけられています。高次の12感覚の中でも「聴覚」と「思考」は上位の感覚で、とても研ぎ澄まされた感覚となりなります。

魂の学びのために聴覚を養う

「聴覚」は、蟹座に対応する高次の超感覚とされ、共感できる相手かどうかを周波数で聴き分けることにも繋がります。その周波数は、音として聞き取れない高次元とつながる高周波数になります。

一説によると、9000ヘルツ以上が、耳には聴こえない高次元と繋がる周波数になるのだそうです。

そのような周波数を捉える聴覚が発達していくと、血の繋がりではない魂の家族に出会ったり、自分に必要なものをキャッチしていくことができるようになっていきます。

魂の学びのために思考を養う

「思考」は、牡牛座に対応する高次の超感覚とされ、12感覚の中でも最上階のものとなっています。

この思考感覚が研ぎ澄まされていくと、情報や今までの経験や感情など、外からの影響を受けなくなり、意味を理解するといった思考を汲み取らなくなっていきます。

難解な哲学書などが感覚的に捉えられていくと、この思考感覚が進み、研ぎ澄まされていっているという一つの目安になります。

この思考感覚が発達していくと、外側に何も求めなくなり、自分の中に湧き上がるものを信じ、活用していくことができます。

私たちの肉体は、ここを目指して進化していきます。

占星術を用いて、魂の学びを深める

これらの、高次の超感覚を研ぎ澄ませていくことが、結果的に本当の意味で「星の声を聴き、考える」領域に、真に到達できるのだと感じます。

そのためにも、占星術を学んで活用したり伝えていくには、魂を進化させていくこと、精神性を高めていくことはとても大切になります。その方法は多岐に渡りますが、まずは魂の統合にのために、ノードを活用する方法を紹介します。

魂の学びを深めるためにノードを用いる

ノードとは、月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)が交差する領域を意味し、ノースノードを「ドラゴンヘッド」、その反対の位置にあるサウスノードを「ドラゴンテイル」と言います。

太陽の軌道と月の軌道の交点である「ドラゴンヘッド」や「ドラゴンテイル」は、人が地球に生まれる時の、宇宙と自分をつなぐ「へその緒」になります。

ドラゴンヘッドに関することは、意識的にコントロールすることができなくなると心理的に影響を受けますが、うまく使うことで活力が供給され、個人の意識を超えたパワーを得ることができます。

占星術を用いて、魂の学びのためにノードを活用する

占星術で言うドラゴンヘッドとドラゴンテイルは、180度の関係にあります。例えば牡羊座にドラゴンヘッドがあると、ドラゴンテイルは天秤座となります。

ドラゴンヘッドのサインは魂がやり慣れていないこと、ドラゴンテイルのサインは魂がやり慣れていることであり、私たちは無意識にドラゴンテイルを繰り返しがちになってしまうものです。

ドラゴンテイルは、これまで使い慣れたもの、未来的発展は少ないものとなりますが、自信を持って扱えるものになります。またドラゴンヘッドは最初は苦手とするものですが、未来を開くものとなります。

魂を進化させるために、ドラゴンヘッド に意識を向けて取り組んでいきましょう。そうすることで、ドラゴンテイルのサインをより良い形で使っていくことができるようになります。

両者のバランスが取れると魂の統合が起こりやすくなり、私たちは二元性を超えていくことができます。