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太陽のエネルギーを取り込み、人生を輝かせる

太陽は、その人の目的、なりたい自分や目指すもの、方向性などを示します。その太陽の意図をあきらかにしていきます。ホロスコープが示す太陽は、12星座のどの星座にあるか。どのお部屋にあるか。さらにサビアンシンボルというように「サイン・ハウス・サビアンシンボル」の3つで、より詳細に捉えていきます。

太陽のエネルギーを自分のからだに取り込みましょう

生まれた瞬間の、地球から見た太陽の位置から、あなたに与えられた太陽の意図をあきらかにしていきます。

ホロスコープが示す太陽のエネルギー解説します

実際のホロスコープチャートをもとに、太陽の読み解きを解説しています。ご覧いただきながら、以下の記事をお読みください。



ホロスコープが示す太陽の重要性

ホロスコープを読む際に、核となり中心軸になるのは、やはり太陽です。地球から見たら太陽が地球の周りを回っているように見えますが、太陽系の惑星は、太陽を中心に回っていますよね。

太陽は個人を見る場合、その人の一つの目的や、なりたい自分や、目指すものや、方向性などを示すものとなります。地球から見た太陽の通り道である「黄道」を均等に、12分割した12星座の中のどの星座にあるか。そして、東の地平線であるアセンダントを起点に1ハウスとして、分割された12ハウスの中の、どのお部屋にあるか。さらに、サビアンシンボルは360個の中のどれか。というように「サイン・ハウス・サビアンシンボル」の3つで、徐々により詳細に捉えていきます。

太陽のサイン(星座)

星座(サイン)は、持って生まれたエネルギーを表します。

ホロスコープで太陽のサインを見ていきましょう

例えばホロスコープの太陽星座が牡羊座であれば、太陽が牡羊座のエネルギーを持って生まれた、ということになります。太陽が目的で、牡羊座は12星座の中でも、一番最初の星座で、生み出すエネルギーとなるので「何かを生み出すことが目的」であるということができます。

12星座は12種類あり、12のエネルギーが存在します。13という数字は、突出した抜きんでたパワーを意味します。そのパワーを養って殻を壊していくには、12のエネルギーを自分の中に取り込み使いこなし、統合化させる必要があります。

そのことを大前提として、太陽星座牡羊座の場合は、牡羊座の生み出すエネルギーを、太陽の目的にすることで、自分に取り込み使いこなすために、太陽星座牡羊座で生まれてきた、と捉えてみると、より大きな視点に立てると思います。

太陽のハウス

次に太陽の入っているハウスを見ていきますが、ハウスは地球での活動場所を表します。

ホロスコープで太陽のハウスを見ていきましょう

実際に「どこで、どのような経験を通して」などがハウスの示すものになり、より具体的になります。

サインが天から与えられたものだとしたら、ハウスは地の領域となり、とても現実的な経験を示します。先ほどと同じ太陽星座牡羊座を例に挙げ、その太陽が5ハウスに入っている場合を考えてみます。

「何かを生み出す目的」を、実際にどこで何を具体的に行うのかが、5ハウスの場所で、5ハウス的な経験でということになります。5ハウスは、獅子座の部屋なので、獅子座の「自ら光を放つ」というエネルギーの実際の活動場所と考えると、「自分を外に打ち出しアピールする場所」がイメージできます。

その場所を、より具体的にイメージすると、みんなの前に立って表現しているように見えますよね。そのことを経験することで、太陽のエネルギーを取り込み、定着させていきます。私たちは、経験により成長できる生き物なのです。

ホロスコープにある太陽のハウスを見る注意点

そのハウスの答えは一つではありませんので、決めつけないことが大切です。ハウスは生まれた時間がわからないと活用できません。人にもよりますが1時間違えばハウスはほとんどの場合変わってしまいます。

また、様々なハウスの分割法があり、人によっては分割法が変わるだけで変化する人もいます。5度前ルールというものもあり、次のハウスカスプ(ハウスを分ける線)に近ければ、次のハウスで見る場合もあります。

太陽のサビアンシンボル

最後にサビアンシンボルを使って、360の中の1つが示すものを知り、よりパーソナルに細部を見ていきます。

ホロスコープで太陽のサビアンシンボルを見ていきましょう

サビアンはとても象徴的で、シンボルを用いて意味づけをしたものなので、しっかりと理解し深いところで府に落とすことが難しいものでもあります。

また頭で考えるのではなく、それこそ感覚的に捉えていく必要もあります。先ほどと同じ太陽星座牡羊座を例に挙げ、その太陽が牡羊座サビアン24度の場合を考えてみます。

サビアンシンボルは「風が吹き豊穣の角コーヌコピアの形になる開いている窓とネットのカーテン」。その言葉だけ聞いても何なのか意味がわからないと思います。

部屋は自分の自我の象徴で、その部屋の窓が開いていて、そこに風が吹き込んでいることをイメージすると、自我と外界のやりとりが行われているのがわかります。

その風とともに、神話の元型となるコーヌコピア(一角獣)が、自我の中に持ち込まれることになります。

つまり、外から持ちこまれたものにより、内側に強烈なインパクトを受けている状態がそこから伺えます。これが、現象として「インスピレーションを受け取る」というとに繋がり、太陽の目的は「直感に従う」というキーワードもあるということになります。

ホロスコープを読むために、天体の年齢域も意識していきましょう

サビアンを用いなくても、サインとハウスだけでも、十分に自分の目的や方向性のヒントになると思いますにので、ぜひ一度確認してみたら、より人生がスムーズに流れるかもしれません。

太陽は26〜35歳に、より活発になり、自分の人生において最も重要になります。その年齢の時は、特に太陽にしっかりと取り組み、実際に活動し経験をして、太陽のエネルギーを自分に取り込み養っていくことが、より豊かな人生を送るためにも大切になります。