BLOG ブログ

アファメーションを実践する人が推奨する意外と知らない理由とは?

アファメーションとは、言葉に宿る力「言霊(ことだま)の力」を有効利用して、現実を変化させていくための一つの手段です。言葉に意志を宿し、しっかり考え、言葉を選んで宇宙に向かって言霊を発するコツについて、潜在意識の活用も踏まえてお伝えします。

アファメーションとは

アファメーションとは、言葉に宿る力「言霊の力」を有効利用して、現実を変化させていくための一つの手段です。

潜在意識的につかう言葉と意識的につかう言葉

私たちは普段何気なく言葉を使っています。それは意識的に使ったり、また潜在意識下で無意識に使ったりと、言葉にも様々な種類や質があります。

意識的に使う言葉は、意図的にしっかり考え言葉を選び、話しているという自覚があります。占星術に当てはめると、こちらは「太陽」の目的による意志の領域です。

無意識的に使う言葉は、潜在意識の中に眠っているものが、とっさに瞬発的に口から出てしまう言葉で、自動運転で起こり自分でも無自覚です。占星術に当てはめると、こちらは「月」の目的や意志のない欲求の領域です。

自分の記憶の中にあるものの中から、自動的に引き出し、眠ったまま自動運転を繰り返します。

潜在意識にある言葉を意識下にあげ、アファメーションしてみる

では意識的に使う言葉と、無意識で使う言葉を比べてみると、どちらがパワフルでしょうか?

意識的に発せられる言葉の方が、相手が聞く耳を持ち、しっかりと受け止めることができるため、相手にとってパワフルに働くのがお分かりいただけるでしょうか。

さらに、しっかり考え、言葉を選び、話すだけではなく、そこに本当の意志が宿ったら、さらにパワフルになると思いませんか?

アファメーションとは、自分の意志を宇宙に発し、受け取りたい現実を立ち上げるために行います。話を聞いている相手が、宇宙に変わるだけのこと。言葉を発することに変わりはありません。

アファメーションのやり方と効果

アファメーションとは、言葉に意志を宿し、しっかり考え、言葉を選んで宇宙に向かって言霊を発することです。そのコツと効果についてお伝えしていきます。

潜在意識にある言葉を意識にあげるコツ(1)

好きな人に、言葉を一つひとつ選んで手紙を書くように、丁寧に、想いを込めて、言葉を選んで書き記してみましょう。

書くという行為は、一つの宣言でもあり、意思表示でもあります。また書くことは、頭で考えているだけではなく体を使うため、現実化に向けた行動をすでに起こしたということにもなり、宇宙に意思表示することにも繋がります。

書くときは「〇〇になる」のように言い切ったり、「〇〇になりました」のようにすでに、なっている完了しているという前提で書くことが大切です。

「〇〇になりたい」は意志ではなく願望です。意志は積極的な志を持ちます。

潜在意識にある言葉を意識にあげるコツ(2)

そしてさらに効果的なのは、自分の口から声にして言葉を発することです。その音はパワーを持ち、現実を動かします。また、アファメーションは自分に魔法をかけ、信じ込ませ、自己暗示をかけるためにも有効です。

お前はできると言われて育った子供は、自分を信じていきていくことができるように、自分の内なる子供に言葉がけをして、同時に自分自信を力づけていきます。

アファメーションを実践するタイミング

アファメーションをする時も、実践するタイミングに良い日やそうでない日があります。月の満ち欠けの視点から、行うと良い日はいつでしょうか?

潜在意識にある言葉をアファメーションするメリット

アファメーションをする時、私たちは知らず知らずのうちに、月の潜在意識の中から、意志として太陽の目的に沿ったものを引き出しています。アファメーションをすることで、月の潜在意識が、新しい目的のために勝手にリニューアルされていきます。

また、人は無意識では、いつまでも変わらない自分であり続けたいと思っているので、アファメーションをすることで、自分に変化を起こすことができます。さらに、新月に願いを書き、アファメーションすると効果的なので特にお勧めです。

潜在意識にある言葉を新月で意識的にする理由

新月とは太陽と月が重なる現象で、太陽の光を浴びることで、月は完全に太陽の創造的な目標としての光を吸い込み、意志を受容します。

そして、月は満ち欠けを繰り返しながら、月は太陽から受け取った意志を、地球上で形にしようとしていきます。月は現実次元との架け橋の役割があり、高次の意識を地球上で形にするには、月の力が必要です。

アファメーションをすることで、潜在意識の中の記憶を少しずつ書き換えながら、自分の願望実現をすることができます。新月に行うと、より宇宙のエネルギーも見方につけることになり、その力はパワフルに働きます。

アファメーションの落とし穴

アファメーションをする際に気をつけたいことは、自分の本質とかけ離れていたり、真の目的から外れた願望である場合、自分の本当の意志ではない場合は、具現化する可能性は低くなります。具現化したとしても、それが本当の望みではない場合は、結果的に自分のためにはなりません。

そして、形になったとしても、後から違ったと気づいた時、その解体にまた膨大なエネルギーを使うことになります。また深いところで、実現することに恐れや抵抗がある場合も、エネルギーが真反対に働き、引き合うため具現化しません。

真実の意図に沿った願望ならば形になりやすく、魂も喜び宇宙からの応援も入りますので、どんどん形になり広がっていきます。何でも具現化すればいいというわけではなく、そのスケールは大きければ大きいほど、自分をしっかりと見つめて意志し、放つことが大事になります。

アファメーションをより有効にするために

本当の願いなのか、自分の意志で間違いないのかを確かめる方法があります。それは、それが叶った時の未来をイメージしてみることです。

そのすでに叶った未来が、具体的にリアルに想像できるか。そして、その未来と繋がり、体が緩んでいるかを確認します。さらに、じわっと感動のようなものが湧き上がるか、思わず微笑んでしまうか、何となく暖かい気持ちになるかをできるだけ細かく確認していきます。それが確認できたら、OKのサインです。

自分の心のセンサーと感覚を信じましょう。リアルに想像できない場合は、まだ早いというサインです。もしかしたら、深いところで、恐れや抵抗があるのかもしれません。最善のタイミングが来るのを「待つ」という心持ちも必要になるときがあります。

今回はアファメーションについて、月と潜在意識を活用した方法をご紹介しました。参考になりましたら幸いです。