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占星術を学ぶために大切にしていきたいこと

占星術は、例えば荒波の中で舵取りをしている船長がいたら、船が沈まないように、そして船が目的地にたどり着けるように、軌道修正する術を教えることです。その術をうまく活かすために大切にしていることを紹介します。

占星術を学ぶために大切なこと

占星術の学問背景について

占星術(占星学)とは「天体が地球上の人間に及ぼす影響を研究する学問」です。

厳密にいうと、天体が天空のある場所に一個の点として存在し、その天体の存在が、宇宙から降り注ぐ未知の粒子や放射線や電磁波などに影響を与え、またその際に形成される干渉縞(光の干渉によってできる明暗の縞模様)が、地球や地球上の人間に影響を与えている、その状況を研究する学問です。

占星術を学ぶ目的を持つこと

占星術の肝となる天体の配置が描かれるホロスコープは、別名「海図(チャート)」とも呼ばれます。ホロスコープは、人生の荒波を乗り越えるための指針として用いられてきました。

占星術は、例えば荒波の中で舵取りをしている船長がいたら、船が沈まないように、そして船が目的地にたどり着けるように、軌道修正する術を教えることです。

そこで大切なことは、船の目的地を明確にすることです。目的地がない船長は、船を助けることはできても、港までの航路を伝えることはできません。

占星術で星の声を聴き、その意味を考える

占星術から、星の示す意図に気づくために

占星術は、天空の星が人間に語りかけてくる「星の声を聴く」ことが目的です。星の声は理論的に明確なメッセージを発するものではありません。ゆえにその声を信じるのではなく、その声から考えるということが本質であり、大切になっていきます。

宇宙からの科学的な影響を、魂が宿った肉体が、星の言葉を利用して、その肉体をこの地球で生かしていくために古代から連綿と学問として受け継がれており、古来からの人智が宿る科学的、客観的な学問なのが占星術です。

占星術を現実社会に活かすために

星の示す声に二元論的な正解や不正解といったことはありません。現実で起こる出来事に常に敏感になり、そのひとつひとつを星の声で読み解きながら、その意図を考えるという視点を持ち、自由に選択できるものであるということを忘れてはなりません。

そのことを念頭においた上で、知識として得た者は、占星術により得た法則に基づいた星の声を、現実社会と合致させながら、よりわかりやすいかたちで、人生を再設計するように役立てていくことが求められます。

星の声と現実社会で起こる出来事から考えて行動し、人生をよりクリエイティブに選択していくことが求められます。

占星術を学び続けるために

自分の人生の時間を費やし、エネルギーを注いでいくには、楽しんで喜びとして取り組めるかどうかも大切になります。まずは占星術の情報に少しでも触れて、あなたの心がワクワクするかは一つの指標になります。

初めは聴きなれない言葉や専門用語に少し戸惑いますが、あきめずに継続していくうちに、ワクワクの質が変わっていくことに気づくはずです。

天空の星が語りかけてくる声を聴き、自分の人生に役立てるために学ぶ。さらに他者にお伝えする。本質に触れれば触れるほど、知識を深めるほどに、そのワクワクは本物になっていき、自然に生涯学ぶことが楽しくなっていきます。そして自然と、人生も思い通りになっていきます。