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月から知る魂の記憶➁「才能を開花させる方法」

前回の記事はこちらからご覧ください

ドラゴンテイルのあるサインやハウスは、過去生の記憶が垣間見える場所になります。これまでに使い慣れたもので、慣れ親しんでいるから得意だし上手にでき、自信を持って信頼して扱える先天的な才能になります。

一方で、あまり未来的には発展は少ない場所となります。反対に、ドラゴンヘッドのあるサインやハウスは未来を開きます。ドラゴンヘッドは魂としての経験が少なく、魂の統合のために必要な学びや経験になり、今生の課題となります。

ドラゴンヘッドは、自分から対極にあるもの怖いもの、嫌いなものでもあるため、苦手意識があります。またドラゴンヘッドに向かっても、ドラゴンテイルに無意識に戻ろうとするため、両方の相反するテーマから引き裂かれるような体験をすることもあります。

ドラゴンヘッドを生きることで、ドラゴンテイルの過去生のカルマを、自然に乗り越えていくことができます。ドラゴンヘッドに取り組むことは、最終的にドラゴンテイルの先天的な才能を、より強化することにも繋がります。

具体例を挙げてみます。

ドラゴンテイルが双子座で、ドラゴンヘッドが射手座の例です。

過去生を表すのはドラゴンテイル双子座で、相手の気持ちを理解する必要のある環境に身を置いていたり、コミュニケーションを扱うことをしていた可能性があります。さらに過去生では、他者の好感を得ることが得意で、頭の回転が速く、他者の言うことを左脳的に理解していたと言えます。

ドラゴンテイル双子座の場合は、それらのことは得意で自然にできることであり、先天的な才能になります。

その反面、ネガティブなパターンとして、人の言葉を都合のいいように解釈したり、人の話に集中できなかったり、人の考えを理解しようとして自分の心の声を置き去りにしやすかったり、楽観的で社交辞令が多くなりやすい傾向があります。

またドラゴンヘッド射手座の課題に取り組むことで、それらを克服し魂は成長していくことができます。

具体的には、人の話を聞くときに、言葉にとらわれず、言葉の奥にある真意を汲み取ること、自分の直感に従い自分を信じ決断をすること、気持ちを率直に伝え社交辞令にならないようにするなどが挙げられます。

直感や見えない力を信じる力、既成概念のないストレートなコミュニケーションなどを手に入れて、過去生の先天的な才能をさらに活かすことができ、もっと相手の気持ちを理解することができたり、コミニュケーションを扱うスペシャリストになっていくことができます。

ドラゴンヘッドの魂の望む方向に向かい、課題をクリアすることで未来は開かれ、さらに過去生のネガティブなカルマのパターンも克服することができ、先天的な才能もさらに開花して、人生はさらに循環していきます。