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インナーチャイルドは克服しなくていい|癒すためのたった一つの視点

インナーチャイルドは、幼少期に起こっていることが原因だと思われています。本当の正体は、過去生から引き継いだ記憶の延長線上に立ち上がっているものということが分かってきました。

インナーチャイルドに抱くイメージ

インナーチャイルドと聞いて、皆さんはどんなイメージがあるでしょうか?

子供の頃の出来事がトラウマやブロックとなって、今の自分を苦しめているもの。潜在意識に刷り込まれた思考パターンや傷ついた心が癒されずに、大人になってもネガティブな側面として残っているものという認識が一般的だと思います。

しかし、子供の頃のインナーチャイルドが、なぜこれほどまでに根深いのか。そして、なぜその人の人生を足止めさせているのか。わたしは、これまで多くのカウンセリングをさせていただく中で、インナーチャイルドの本当の正体が明らかになりました。

それは、月に特化したカウンセリングをしてきたからこそ見えてきたものでした。

インナーチャイルドの性質を月から読み解く

占星術的に記憶の貯蔵庫とも言われている「月」に着目し、その方の生まれてきたときの月の配置や、月の形、月星座、ノード軸、生まれてくる前の日月蝕などをもとにした見解。

また、これまでのカウンセリング経験から、「月」に関する占星術的な情報は、過去生の記憶を内包しているということが確信できました。

そんな「月」は、とっても神秘的で、かつパワフルに、その方の人生を構成し、時に人生を迷わせながらも、その方を導いていました。

インナーチャイルドを月から気づく

インナーチャイルドを月から読み解く

生まれた時の月の配置が、満月の少し前で、月のサインは牡羊座だったとします。

その場合、子供時代には、”情熱的で野心のあるリーダー的な性質”を持つのですが、実はその性質は過去の記憶を内包し、過去の残像であると言うことになります。つまり、”情熱的で野心のあるリーダー的な性質”を生きていた過去生であったということです。

そんな子供が、その性質を親や周りの大人から否定された場合を、想像してみしょう。これまでの自分の全てを否定されたような感覚に陥ってしまうのが、イメージできるのではないでしょうか。

だからこそ深く傷つき、その修復や再生に、とてつもない時間を要してしまうのです。ですので、子供の月の性質を知り、その性質を否定せずに伸び伸びと育んであげることは、とても大切なことなのです。

インナーチャイルドが示す過去生からの宿題

またインナーチャイルドは、輪廻転生の中での後悔や、やり残した宿題を見せてくれたりもします。その宿題は「カルマ」とも呼ばれ、私たちに嫌な感情を伴う記憶として見せることで、魂の宿題を教えてくれます。

幼少期の出来事で、自分の感情が反応し、トラウマや心の傷になったものは、実は過去から受け継いだものであり、連綿と続く命の流れの中で立ち上がるものでもあるのです。月は過去の記憶を秘めていて、私たちに記憶のありかを教えてくれています。

インナーチャイルドを癒すために

これまでは、インナーチャイルドを癒すと言って、過去を永遠と思い出し、過去の記憶に向き合い続けることが主流でしたが、もう一つの手段として、月を活用することはとてもお勧めです。

今、新しい地球に生まれてきている子供たちには、カルマがほとんどないといいます。

未来の地球のために大人ができることは、子供達のありのままを受容してあげることなのだと思います。